認知症って怖いですよね。

“今の日本は高齢化社会だから4人に1人は高齢者!”
というフレーズを聞いたことがある人も多いと思います。

高齢者が急増している日本ですが
やはり高齢者が増えると、年齢の関係で病気を抱える人もいますし
怪我だってしやすいです。

自分の親、あるいは友達、家族、親戚など自分の身の回りで
認知症を患って、現在悩んでいる人もいるかもしれません。

認知症ってどんな病気なの?よくわからないわ
話が通じない・・・この話をするのは何回目?
介護が疲れた、トイレの世話までするなんて・・・。
何を話しても全く無表情、感情がないのかな・・・
気づいたら家にいない、ロープで縛っておきたい。

などなど認知症では様々な悩み、つらさがあります。

認知症を持つ家族、妻、夫としては不安で夜も寝られなかったり
ストレスで日々の生活に息苦しさを抱えてこともあります。

ただ、“もうすこし認知症をよく知る”だけでそのストレスは
変えることができるかもしれませんよ!

認知症、ボケ、痴呆・・・。

同じような意味を指す言葉はいくつかありますが
一体どんな病気かあなたは知っていますか?

話が通じないのは頭がボケているから。
トイレができないのは痴呆だから。
すぐ忘れてしまうのは認知症だから。

そんな風に簡単に病気のせいにするのではなく
まずは”認知症”がどんな病気なのか知ることから
あなたの介護、将来への不安、ストレスが減るかもしれませんよ。

認知症ってどんな病気なの?

認知症は脳の一部が正常に働くなってしまう病気です。

なぜ正常に働くなってしまうのか
というと、脳が萎縮してしまったり、脳を流れる血管に異常がでてしまい
正常に働くなってしまいます。

また現在は正常に働くなってしまう原因は大きく2つ、細かくわけて4つしかありません。

①変性性認知症 ②脳血管性認知症

の2つだけです。

①の変性性認知症はさらに3つにわけることができ
アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭方認知症の3つにわけることができます。

細かく覚える必要は全くないですが
それぞれ原因が違うと治療の方法も変わりますし
私たち介護、サポートする方法、やり方も変える必要があります。

もし身近に認知症の人がいたら
まずはどんな認知症なのか知ることが大切ですね。

さてあなたは認知症がどんな病気なのか、説明できますか?

おそらく、冒頭でもお話したように

会話ができなくなる
頭がぼけてしまう
普通の生活ができなくなってしまう
もの忘れがはげしなくなってしまう

というようなことを思い浮かべるかもしれません。

認知症の根底にあるのは”記憶“の病気です。

記憶は①記銘 ②保持 ③想起の3つの部分から成り立っています。

例えば、あなたが料理をする時に、

野菜をまず洗って、次に野菜とお肉を切って
鍋で炒めて、水をいれる。
ちょっと沸騰してきたら、ルーを入れて
弱火でじっくり煮込む。
そうしたらカレーの完成!

という風に段階を踏んで料理をしていくと思います。

スポンサーリンク

あなたは過去の経験、あるい本などでカレーの作り方を覚えて(記銘)
しばらくカレーを作らなくても、作り方は覚えています(保持)
いざキッチンに立つと、自然な流れで料理を作ることができます(想起)

これが記憶(記銘、保持、想起)です。

この記憶の一部、あるいは全体が上手く働かなくなってしまうのが認知症です。

“会話はできるけど、何度も同じ会話をする”
というのは、記銘はできるけど、保持ができない状態です。

“昔はトイレはできていたのに、今はトイレができない”
というのは、想起、あるいは保持ができない状態です。

骨折や体の怪我とは違い、認知症ははっきりと目に見えない病気ですので
やっぱり理解するのは難しい病気ですし、偏見もたくさんあります。

だからこそ、サポートする私たちが偏見をなくして
理解することが”サポートを必要とする人(認知症)”の手助けの第一歩となりますよ。



今回は認知症とはなにか、について説明しました。
質問、ご相談等ありましたらお気軽にコメントしてくださいね。