認知症を患っている方や自分が認知症だと心配な方、
あるいは身近に認知症なのでは?と心配になっている方など
様々な人がこのサイトには訪れます。

やはり認知症かな?と思うには、それなりの前兆、サインがあるのですが
まず一番初めに気になるのは、物忘れ、新しいことが覚えられない
といった記憶のことが多いのではないでしょうか?

普段はそんな苦労もせず、覚えているものが
今日はなかなか思い出せない

もっと具体的には言えば、例えば

久しぶりの同窓会に参加して
仲の良かった親友と久しぶりに再会して
名前なんて忘れるはずもなかったのに
会ったら急に名前が出てこなくなった

なんて経験あなたはありませんか?

知人の名前に限らず、普段使っている仕事道具の場所、家具の場所、
物の名前が出てこない、なんとなくうっすら覚えているんだけど
どうしても名前が浮かんでこない、ということはありますよね。

加齢に伴いある程度、記憶をする、記憶をひきだす、という能力は落ちてしまうのですが
物忘れが多くなってしまうと心配になりますよね。

物忘れが多く、心配になってしまったら、自己判断せず
すぐに病院に行ってくださいね。

さて、今回は物忘れ対策、認知症予防対策として
日記の影響、日記をつけることによって得られる効果について
紹介したいと思います。

日記を書くとどんな効果があるの?

日記を書くとボケにくくなる、という話を
あなたは聞いたことがあると思います。

それだけ有名でメジャーな方法ですが
今回は私がオススメする日記の書き方も話そうと思います。

日記を書くことで気をつけてほしいこと、意識してほしいことは

①必ず手で書く

②事実だけでなく、そのときの自分の感情、気持ちも書く

③約束事をした場合、予定についても書く

④書いた後、音読する

 

以上の4つです。

1つずつ説明していきますね。

①必ず手で書く

現在は、パソコンで日記を書く人も多いですが
なるべく日記は手で書くことを推奨します。

なぜ手で書く必要があるのか。

手と脳のは非常に密接な関係にあり
手を使うと脳は活性化されます。

これはカナダの脳神経外科医のペンフィールドという医師が発見し
手だけなく、唇、舌はと大きく密接な関係を持っています。

パソコンで文字を打つのでは、同じような手の使い方しか行いませんが
字を書くというのは、繊細な作業であり脳を非常に刺激するという研究データもあります。

余談ですが、文字を書くこともそうですが
ピアノやギターといった手を細かく使う動作も
脳を刺激させることで有名です。

認知症の治療、認知症予防として音楽セラピー、楽器療法という治療もあるのですが
今回は簡単な紹介にしておきますね(‘-‘*)

 

②事実だけでなく、そのときの自分の感情、気持ちも書く

普段日記を書かない人がいきなり日記を書くことに挑戦してしまうと
事実だけを書いてしまう人が多いです。

例えば、

朝9時起床、10時に朝食を食べ新聞を読む。
お昼には蕎麦を食べ、夕方もテレビを見る。
その後、嫁と食料品の買い物に行く。
今日の晩飯はカレーだった。
特にいつもと変わらない一日だった。

 

というような事実を淡々と書いてしまいがちです。

これが悪いとはいいません。
日記を書いたことがない人はまずはこのように事実だけを書いても大丈夫です。

ただ、これに加え、自分の感情、考え、さらに疑問が加わると良いです。

朝9時に起床、昨日見た映画がおもしろくてなかなか寝られなかった。
あの映画のあの俳優は中々いい演技だったなー、他にどんな映画に出ているんだろう?
10時に朝食を食べ、新聞を読む。この前台風の被害はやはり甚大な被害だったそうな。
お米、野菜の収穫時期だったということで、農家の被害は大きいようだ。
もしかしたら、これからお米や私の好きな野菜の茄子も値上がりしてしまうかもな。

 

というように自分の感情、疑問点を交えながら書くと良いです。

物忘れは、もやもや感であったり不快感であったりと
あまり良い気持ちをするものではありません。

ただそれは、物忘れをしていることに、”自覚ある、気づいている”ということなので
医療では、”良性のもの忘れ”と言われています。

スポンサーリンク

認知症の物忘れの場合、物忘れをしたことに気づいていない
症状がひどくなってしまうと、自分の考え、気持ちが沸いてこない
自分の考えが自分でわからない
、という状態になってしまいます。
(余談ですが、この状態をメタ認知の低下、といいます)

この状態にならないために、認知症を悪化させない対策として
自分の考え、感情、疑問を書き留めるというのは非常に有効であり
メタ認知を活性化させる方法として推奨されることが多いです。

疑問がわいた場合、その疑問を解消させるために
自分で調べたり、人に聞くといった作業も行うとさらに良いです。

新しい情報、刺激は脳を活性化させるので
疑問がわいたら、チャンスだと思って、調べてみてくださいね(*^^*)

 

③約束事をした場合、予定についても書く

これは予定を忘れないために行います。

友達、知人、家族としてなにか約束事をして
すっぽかしてしまったら、お互い嫌な思いをしますよね。

認知症の方は人間関係の揉め事、トラブルが非常に多く
トラブルを回避するために、些細なことでもメモをしておきましょう。

 

④書いた後、音読する

上記で紹介したように手を使う、ということは脳を刺激させます。

それと同じくらい、唇、舌を使うことは脳に大きな刺激を与えます。

顔面全体の筋肉は、脳の大きな部分と関係を持っているので
顔を使うということは、脳を使うことなんです。

(余談になりますが、口や手だけなく、足、腕、肩など
他の部位と脳が、どのくらい関係を持っているのか知りたい方がいたら
“ペンフィールドのホムンクルス”で調べてみてくださいね)

読書も認知症対策として推奨されていることが多いですが
その理由としてこのような理由なんですよね。

日記を書いたら、後日でもいいので
ぜひ自分の書いた内容を口に出して読んでみましょう!


 

さて、今回は認知症対策、ボケ予防として日記の効果
私がおすすめする日記の書き方、使い方を紹介しました。

日記の利点は家でも外出先でも書けるという利点があります。
短文からでも良いので今日から始めてみましょうね!