うつ病は近年急増しており、社会問題になってきている、というニュースを
あなたも聞いたことはありませんか?

10代、20代、30代でもうつ病の患う方は多いですが
最近では、50代、60代でもうつ病になってしまう方も多く
仕事をリタイアした後、うつ病になってしまうケースも多いという話をよく聞きます。

うつ病に関しても以前はちょっとした偏見がありましたが
現在はうつ病の方に対しての接し方、声かけの仕方など
うつ病の方をサポートする上での知識などが幅広く認知されてきている印象を受けます。

ただ70代、80代の高齢者の方ではうつ病に対してまだまだ偏見がある方も多く
うつ病は甘えだ!という考えも持つ方もいらっしゃるようです。

逆にその年代でうつ病を発症する方も増加しているので
高齢化社会の現代では問題になりつつあるようです。

さて、今回は認知症とうつ病の話です。

認知症の症状としてうつ症状を出現しますが
もしそんな症状が出現してしまったらどのように対応すればいいのでしょうか?

正しい対応の仕方、治し方・治療法などを紹介します!
また認知症とうつ病の関係、予防法についてもお話しますよ!


どんな症状なの?

認知症のうつ症状はうつ病とかなり似ています。

・ぼーっとしていることが多い
・なんとなく集中力が続かない
・注意散漫して一つのことに没頭できない
・気分が落ち込む、元気がでない

など、こんな症状が出現する認知症の方がいらっしゃいます。

一見すると、うつ病に見えますが
認知症の一部であったり、
逆にうつ病だと思っていたら、実は認知症であることもあります。

そのため、うつ病と認知症の判断、鑑別はかなり難しく
病院、専門医に診てもらうことでわかることが多いですね。

もし、身近に上記の症状が現れている方がいたら
すぐに病院で診てもらいましょう。

認知症でしたら、早期治療により進行を遅らせることもできますし
早めの診断が良いですね。


どんな風に接すればいいの?

認知症でうつ症状が出現してしまった方に対しては
どんな風に接すればいいのでしょうか?

基本的にはうつ病の方と接し方は大きく変わらないです。

①無理に励まさない
②相手の話を丁寧に聞く、共感する
③相手の感情に冷静に対応する

などを心がけながら対応することが大切です。

③は、うつ病の方は気分のアップダウンが大きいため
その度にサポートする側も振り回されてしまうことがあります。

そのため、冷静に対応し、感情的にならず、相手を責めることなく接することが大切ですね。

認知症のうつ症状の場合、あくまで”認知症“ですので
他の症状が出現する可能性も考えておくことが大切です。

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例えば

・もの忘れがひどくなった
・金銭管理、薬の管理ができなくなった
・知らない間に外出している、家にいない
・暴力を振るったり暴言を言うになった
・性格が変わった

などの症状が出現する可能性があります。

これらの症状は必ず出現するわけではないですが
認知症が悪化したかな?と思われるようなサインに気づくことも大切ですね。


認知症とうつ病、どんな関係があるの?

上記で紹介したように
認知症とうつ病の判断、区別はとても難しいという話をしました。

判断も難しいですが、これらの病気には因果関係があり
認知症の方はうつ症状を出現したり、あるいはうつ病を併発することもありますし
うつ病の方は認知症にそのままなってしまう方もいます。

そのため、現在うつ病の方、あるいは過去にうつ病になった方は
認知症になるリスクが高いと言われています。

ヨーロッパではこんな研究もあります。

約2000人以上のうつ病患者を集め
その患者全員を6年間に渡って調査しました。

その結果、最終的には2000人の8割は認知症になってしまったという研究データがあり
逆にうつ病ではない一般の人はそれほど認知症になりませんでした。

うつ病自体、認知症になるリスクとなり得るので
うつ病の予防が認知症予防になりますね。


どうすれば予防できるの?

うつ病が認知症発症のリスクをあげてしまうことをお話しましたが
うつ病予防が認知症予防になりますし
認知症も生活習慣病の一種ですので
これらのことをぜひ心がけてみましょう。

①食生活
②運動習慣
③気持ち、考え方

①食生活、というのは規則正しい食生活のことですね。

偏った食事が健康に害を与えるのは言うまでもなく
健康的な食生活は健康寿命を延ばす上で考えなければいけないことですね。

認知症予防にはビタミンC,E、また青魚が有効ですので
ぜひ普段の食事から心がけてみてはどうでしょうか?

▼認知症にきくビタミンとは?サプリは本当的に効果的なのか。

▼DHAが認知症予防にいいらしいけど本当?

③気持ち、考え方というのはポジティブ思考のことです。

些細なことで悩んでしまったり、気持ちが落ち込みやすい人ほど
うつ病になると言われています。

また責任感が人一倍強かったり、真面目な人も
うつ病になる傾向があると言われています。

何事も前向きに、あまり人目は気にせず
ポジティブに考えることはうつ病予防になりますし
認知症予防にもなります。



さて、今回はうつ病と認知症の関係について紹介しました。

うつ病予防は認知症予防であり
認知症予防はうつ病予防でもあるので
まずは普段の生活習慣、また気持ち、考え方からすこしづつ変えてみてはどうでしょうか?