認知症は生活習慣病とも言われています。

生活習慣病とは日々の生活の仕方でなってしまう病気のことです。

例えば

・短時間睡眠、長時間睡眠、睡眠時間がばらばら
・好きなものばかり食べている、偏ったものばかりの食事
・布団の上でずっとごろごろしている、運動はしない
・一日部屋で部屋で引きこもっている、誰とも話さない日がある
・タバコ、お酒が好き、晩酌が生きがい


など不規則、不健康な生活が積み重なり
患ってしまう病気のことをさします。

メタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧なんかも
生活習慣病の1つとして有名ですよね。

以前は認知症は生活習慣病ではない、というような意見もあったのですが
最近では、高血圧や肥満が認知症の誘発因子となり
認知症も生活習慣病の1つとして定着してきました。

生活習慣病の恐ろしいところは

・日々の生活の積み重なり発症する
・いくつかの病気を合併することがある
・命に関わるような病気を発症することがある

などいろいろな危険がつきまといます。

しかし、その反面、日々の生活が大きく反映される病気ですから
一日一日を生活を健康的に過ごせば、リスクを軽減できる
という考え方もできます。

運動を行ったり、喫煙をやめたりと
対策がしやすいとも言えますよね。


赤ワインがすごい!

さて、食事、どんなものを食べるのか、どんな風に食べるのか、
といった食事療法も現在すごい注目を浴びています。

認知症に対しても食事療法が注目されており
〇〇を食べると認知症になりにくい!というような話を
あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?

雑誌やテレビでもいろいろな意見が出ていますよね。

今回、紹介するのは、赤ワインです。

赤ワインは認知症発症予防、進行予防に有効という話を
ちらほら聞きます。

実際に欧米(特にフランス)ではワインと認知症の関係を研究したものが多くあり
その研究からも赤ワインを飲んでいる人とそうでない人では
認知症の発症、進行に差があるというデータがあります。

具体的には毎日300~500ml赤ワインを飲んでいる人と
全く飲まない人、また500ml以上赤ワインを飲んでいる人というように
いくつかのグループに分けました。

その後、グループを何年に渡って追跡し、研究してみると
300~500ml飲んでいるグループが一番認知症を発症している人が少なかったようです。

しかし、これはあくまで欧米のデータです。

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欧米人と日本人(アジア人)では
アルコールに対する強さ、免疫等の力の差があり
日本人は欧米と比べ、そんなにお酒に対して強くないというデータもあります。
(もちろん個人差はあります)

なので、日本人も同じように300~500ml毎日飲むと認知症に対して有効か、
というとはっきりと断言できないのが現状ですが
赤ワインに限らず、他のビールやウイスキー、日本酒といったお酒も
適度な量“であれば脳に良いという説が有力です。

適度な量(350ml前後)の飲酒は
脳血流量が増加させ、認知症や脳卒中に対して
有効であるようです。

科学的な話でいえば
赤ワインに入っているポリフェノールという物質は
脳の老化を抑制する抗酸化物質として有名です。

この抗酸化物質は、他にビタミンCなどが有名ですね。

ビタミンCはトマト、アセロラなどにたくさん含まれており
やはり規則正しい食事は認知症に限らず
様々な病気を予防する観点から有効な方法ですね。
(認知症を予防する野菜についてはまた後日別の記事で紹介します)

余談になりますが、このポリフェノールには細かく分類するといろいろな種類があり
赤ワイン以外にもリンゴ、ブルーベリー、イチゴ、バナナにも入ってます。

果物は健康食品の王様だと私は思います(‘-‘*)!

さて、赤ワインは今のところ認知症予防に対して効果があるという説が有力です。

しかし、飲みすぎはやはりいけませんし
“酒は百毒の長、酒は百薬の長”ということわざもあるように
過度な飲酒は禁物ですね。

お酒自体が認知症に対して与える影響もありますが
知人、家族、友達とお酒を飲む場を通して
コミュニケーションをする、会話を楽しむ
、ということも
やはり脳に良い影響を与えます。

お酒を飲む際は
“お酒を通して、人付き合いを楽しむ”といった飲み方が
健全であり、健康的な飲み方だと私は思います。



さて、今回は赤ワインが認知症予防に対してどんな効果があるのか、ということを中心に紹介しました。

ちなみに白ワインじゃ駄目なの?赤より白が好き!
という方もいると思います。

駄目ではないですが、白ワインは赤ワインと比べると
ポリフェノールが少ないので、認知症予防の観点から言うと
赤の方が良いですね。

くれぐれも飲みすぎは注意しましょうね!